2009年05月18日

お気に入りの仏様 その壱

若狭国分寺の木造薬師如来坐像(国指定重要文化財)像高79.7cm 鎌倉時代
一目見た瞬間になぜか?惚れ惚れしてしまった仏様です。
派手さはないのですが、どっしりした頼りがいのある貫禄が素敵です。

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若狭国分寺跡の方二町の広大な寺域の中に、南大門、中門、金堂、講堂、塔などの伽藍が整然と配置され、奈良仏教文化の繁栄をうかがい知ることができ、若狭の文化的中心であったことが解明された。
 その一角に近世建築の薬師堂がある。ここに奉安の本尊薬師如来は、寺伝によれば春日仏師の作と伝えるが、明らかに鎌倉時代の特色を示している。
 若狭地方切っての完好豊麗な仏像であって、上半身の整った美しさと、胸から腹部にわたるふくよかさは人間味が豊かである。官能的な写実ともいえよう。またいかにも素直な線で構成する眉や眼、そしてその彫りは、明快で少しも渋滞するものがない。
 この像は素地仏であるだけに、木彫独特の清潔な質感にあふれていて、各部に鋭い刀のさばきが示され、特に充実した肉どりの豊かさには時代の特色がよく示されている。像高79.7p。
 構造は、頭部は前後2材を矧いで作り、首枘で頭部と胴部を矧ぎ寄せ、胴部も同様に前後2材を寄せてつくられる。膝前の内刳部に墨書があり、元禄6年(1693)に尼寺庵の住職であった玄心によって、尼寺庵の本尊として祀られた旨を記しているが、それ以前は若狭国分寺の旧像と考えられる。
※写真&文章:若狭小浜のデジタル文化財

住所:国分51-1
電話:(0770)56-2519
拝観料:400円
アクセス:小浜駅から4.8Km JR「東小浜駅」1.5km
     ※駅からレンタサイクル有り

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2009年05月07日

諦應寺の銀杏仏

ど〜もわーい(嬉しい顔)

先日、諦應寺の銀杏仏に会いに行きましたわーい(嬉しい顔)

諦應寺は室町時代末期に創建された曹洞宗の名刹ですぴかぴか(新しい)

境内にそびえる樹齢450年の銀杏の大木クリスマス

その腹の部分に観音様が彫られていますひらめき

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なんとも珍しいですね〜ひらめき

木と共に生きている仏様とでも申しましょうかグッド(上向き矢印)

とても不思議なオーラを放っていました目ぴかぴか(新しい)

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初めて見た時はちょっと、衝撃的でした揺れるハート

この十一面観音様には人々をさまざまな苦しみから救う力があるといわれ、ささやかな願いであれば叶えてくれるといわれています決定

お暇でしたらどうぞわーい(嬉しい顔)

■場所
 福井県三方上中郡若狭町安賀里33-1

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2009年02月27日

小浜巡礼の旅 若狭三十三観音札所 第十八番 多田寺

先月仲間達と小浜巡礼の旅へ…。
羽賀寺の後に立ち寄ったのは、若狭三十三観音札所 第十八番 多田寺です。
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この多田寺のご本尊 木造薬師如来立像は、日本三大薬師如来のひとつで、特に眼病に不思議な御利益があるといわれています。
祈願者が多いことで有名なんですよ目
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他にも、国の重要文化財に指定されいている木造月光菩薩立像などいくつかの仏像があります。
(左)木造菩薩立像(月光菩薩)(右)木造十一面観音菩薩立像(日光菩薩)
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又、多田寺は出世薬師ともいわれ、お金に恵まれる梵鐘があり、豊臣秀吉も鐘をついたそうですよ。
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その他にもまだまだ魅力的な木造四天王立像 4軀がいらっしいます。
四天王4体は、本堂内陣の須弥壇四隅を守る護法神として安置されています。
寺伝では4体とも奈良時代天平勝宝の頃の造像というとのこと。
いずれも彩色を施しているが、後世の補彩ものだそうです。
しかし本体そのものの作は優秀で、像容には特色があります。
 

邪鬼の頭を右足で踏み、左足で臀部を押し潰す勢を示した持国天は、右手に太刀を執って振上げ、左手は腹前に掌を仰いでいます。
はげしい動きをみせる袖の端が天部の活動的な気迫を示しています。
像高116p、持物を失っているのが惜しいexclamation
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左手を高く上げて刀を把り、右手に矛を持つ増長天像は、像高118p。
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右手に筆を持ち、左手に巻子を托す広目天像は典型的な造形で、四天王中、最も像高が高く123p
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左手に宝塔を捧げる多門天は、像高115p。
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四体とも、面奥、体奥がすこぶる厚く、太づくりで、しかも裳裾があまり風になびかず、重々しく下方に垂れるさまなど、天部像としては古風で、制作は平安時代としても前半期のものと考えられています。
作風が地方作らしく、粗豪な感じで、より重厚さが誇張されているようです

しかしこれだけ魅力的な仏像を有する多田寺ですが、私が仲間達と出かけたときは、冬期間中で拝観には電話予約が必要とのこと…もうやだ〜(悲しい顔)
無念…。拝観できませんでしたもうやだ〜(悲しい顔)
春になったらまた行きますダッシュ(走り出すさま)

仏像写真&文章:若狭小浜 デジタル文化財ホームページよりhttp://www.city.obama.fukui.jp/section/sec_sekaiisan/Japanese/index.htm

ここで多田寺マメ知識!
山号石照山。高野山真言宗。天平勝宝元年(749)孝謙天皇の勅命によって勝行上人が創建したと伝えられ、12坊の塔頭があったといわれています。江戸初期に火災に遭い、今の本堂は江戸時代文化4年(1807)のものです。
厨子に安置されている本尊薬師如来、十一面観音、菩薩立像の3体は、いずれも平安時代初期に若狭で作られた桧材の一木造で重要文化財の指定を受けています。これらの像は、通常の平安時代初期の像とは趣が異なり、天平的手法を幾分踏まえながら新しい技法様式を求めて造像されています。

また、十一面観音が若狭地方で作られたということは、日本に密教が布教されていった平安時代初頭には既に、若狭では密教受容の社会基盤がつくられていたことを示しています。この十一面観音像は歴史資料としても価値が高いといえます。
県指定文化財、平安後期作の木造阿弥陀如来坐像(三躯;像高144.5cm、他の二躯は91.5cm)を所蔵しています。
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入場料 拝観400円・拝観時間 9〜16時
休み 12月1日〜3月20日(休館時期は電話予約で拝観可)
住所 福井県小浜市多田29-6
TEL 0770-56-0894
交通 JR小浜駅→車10分。または東小浜駅→徒歩20分

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posted by ほとけたび同好会 at 19:01 | Comment(5) | 福井県嶺南 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月28日

小浜 妙楽寺へ

日本海に面し奈良時代からの文化財が多く残るため「海のある奈良」という異名を持つ「小浜」・・

仏旅(ぶったび)同好会のなかでも無類の「小浜」好きであり、筋肉派仏教美術信仰者の豪氏に誘われるがまま、野代にある「妙楽寺」に赴いた

明らかにそこに居るのになかなか出てこない受付担当の方がようやく重い腰をあげた

拝観料400円

受付を済ませ歩みを進めると、そこには素晴らしい山門が待ち構えていた

おもわず立ち止まり、ここで一写

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山門をくぐると両サイドに木々が生い茂っている

根元を見ると複雑な造形を見せる木のコブと年期の入った苔が生えており、参拝者を威嚇するかのようだ

その生命力たるや屋久島の縄文杉を彷彿とさせる

おもわず一写

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おそるおそる境内に入る

こんな気分は初めてだ

それだけこの「妙楽寺」はスピリチュアルな場所なのだ

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【妙楽寺】山号岩屋山 高野山真言宗

養老3年(719)僧行基が本尊を彫り、延暦16年(797)空海が諸国を廻っていたときに本尊を拝して堂舎を建立したと伝えられている

寺領は明通寺より常満保地蔵丸名を寄進されている

本堂は鎌倉時代初期に建立されたもので、厨子には永仁4年(1296)と銘があり、若狭における最古の建造物


境内を見回すとひとつの鐘があった

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この鐘はもしやするともしやする・・

鳴らしてはいけない!

そう霊感が走った

・・しかし筋肉派豪氏は何のためらいもなく鐘を鳴らしていた

鐘楼とは思えない、柔らかく高く澄み渡るような深い音色

不思議な感覚にとらわれる

心の中のすべてを見透かされたような気分

もし仏が声を発したならばこのような音か・・と思った

そのぐらい崇高な音色だった


その後、豪氏と共に本堂に入った

妙楽寺での一番の目的

木造千手観音菩薩立像にお会いするためだ

(仏様のお姿は写せないためイメージカットで)

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【木造千手観音菩薩立像】(国指定)像高176.3cm 

本尊の千手観音菩薩立像は、平安中期の作で、桧材の一木造、頭上には菩薩の顔が3面あり、その他に菩薩面・憤怒面・狗牙上出面・大笑相面21面をいただく

実際に千本の手が整然と美しく配されており、長く秘仏であったため、今も黄金色に輝いている


・・凄まじいクオリティである

今まさに眼前に立っている仏様はまるで生きているかのように艶かしいお姿

11面観音さまといえば日本全国様々な場所いらっしゃるが、21面観音さまというのは実に珍しい

・・とここで豪氏がまたも大胆な行動に出た

「小浜の仏像は近くで見れるからいい」と言い、仏さまとわずか数センチまで接近!

鼻息がかかるのでは・・

始めはそんな心配をしていたが、私も羨ましくなり、おもわず接近!

なんともいい香りがする

ついさっきまで別次元の存在かと思われた仏様が実に身近に感じた

遠くて近い存在

まさに、信仰の心が「妙楽寺」にはあった


■アクセス
JR「小浜駅」 3.7Km
駅にレンタサイクル有り

■拝観料
400円

■文化財
・本堂(国指定)鎌倉時代初期
・木造千手観音菩薩立像(国指定)平安中期

byアルデンテ
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三方の石観音さん

冬真っ只中、三方の石観音さんへ。

この石観音さんにはおよそ15年前、祖母のたっての願いで
詣でたことがありましたが、なんとなくしか覚えていません。
しかし祖母がすごくありがたい観音さまだといっていたので
改めて詣でてみたいと思っていました。

雪が降る中参道を登っていきます。

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本堂前にはお地蔵様が。
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◆三方の石観音さんとは
ここに祀られている観音像は弘法大師が一夜で彫ったとされています。しかし、夜明けを告げる鶏の声で、右手首から先を彫り残したと伝えられています。(参道の石段を上がっていく途中に石の鶏があります。 )

ありました↓

P1100688.JPG

こうしたことから手足の不自由な人にご利益があるとされ、多くの参拝者が訪れます。
この観音像は秘仏であり、一般に公開されるのは33年に1度です。最近では平成5年に公開されています。



本堂には木像かと思われる御前立様がおられました。

この石観音さまは手足の病に効くといわれているので、
本堂には念願かなってお参りできたとしみじみ喜ぶ
ご婦人方の姿が見られました。

あのときの祖母はこんな思いだったんだろうなあと私もしみじみ。

先人たちの信仰の篤さを感じるひとときでした。







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2009年01月25日

美浜町の金光山 久昌寺

先日仲間達と巡った仏旅の一ヵ所、美浜町にある金光山 久昌寺です。

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ここには、金焼地蔵様が安置されていて、地元では有名?な伝説が残っています。

「久昌寺の金焼地蔵。昔、弁当の飯を少しとってお供えしたお使いの娘が、主人にご飯を盗んだと火ばしでたたかれたとき、身代わりとして傷をおってくれたと言われます。」
※若狭美浜町の観光ホームページより

そしてこの金焼地蔵様を一目見ようといってまいりましたが、残念ながら誰もいらっしゃらない様子。

そこで、本堂に設置されていた呼び鈴のボタンと押しますと…。

どこからかきれいな女性の声が!

なんと!親切にも案内アナウンスが流れ、この金焼地蔵様の伝説を聞かせてくれるのです。

聞きやすい女性のナレーションにうっとりしながら、ただひたすらガラス越しに金焼地蔵様を拝んでまいりました!

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そして、周りにはたくさんの石仏が!

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by ヒトスジナワ オリンパスE-510


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2009年01月19日

小浜市羽賀寺 十一面観世音菩薩

大村 豪さんオススメの一体
すべてはここから始まった。
優雅なお姿…。
すべてを包んでくれそうな柔らかな表情…。
一瞬で虜になった。
拝観の時には、住職さんが丁寧に説明をしてくれました。
非常にわかりやすい!(大満足)イエス!

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本浄山 羽賀寺

住所:福井県小浜市羽賀82-2
電話:(0770)52-4502
拝観料:400円
小浜駅から 4.7Km
アクセス JR「東小浜駅」 4.0Km
駅にレンタサイクル有り


文化財
・本堂(国指定)室町時代中期

・木造十一面観音菩薩立像(国指定)
  像高146.4cm。平安時代中期

・木造千手観音立像(国指定)
  像高135.4cm 藤原時代末期

・木造毘沙門天立像(国指定)
  像高159.1cm 藤原時代末期

山号本浄山。高野山真言宗。
 霊亀2年(716)行基の創建と伝えられ、本尊が元正天皇の姿を写したものであるところから、古くから勅願所として朝廷の保護を受けたとみられています。羽賀寺所蔵の古文書には、勅筆や女房奉書などの公卿や門跡の書状が数多く残されています。
 本尊の十一面観音菩薩立像は桧材の一木造で、柔和な顔立ちに、しなやかな体つきで、若狭で最も美しい木造仏といわれています。長く秘仏であったため造った当初の彩色を残しています。脇侍の木造毘沙門天(像高159.1cm)、木造千手観音(像高135.4cm)は藤原時代末期の作で国の重要文化財に指定されており、ほかにも絵画や書籍などの文化財を所蔵しています。
 本堂は、文安4年(1447)安倍氏の寄進によって造営されたもので、間口13.74m、奥行き14.63m、棟高13.21mの規模で、桧皮葺入母屋造りには各部和洋を基調とするたたずまいは、屋根の勾配のやわらかさや、軒廻りの線などに美しい調和をみせています。※小浜市HPより
byヒトスジナワ

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posted by ほとけたび同好会 at 15:45 | Comment(2) | 福井県嶺南 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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